ボランティアに頼るパラスポーツ
私は長年パラスポーツに携わっており、障がい者スキーについてはかれこれ20年のお付き合いとなる。
東京オリンピックを皮切りに、障がい者スポーツからパラスポーツへと名称変更し、少しずつ新聞やニュースで取り上げられる機会も多くなってきた。
しかし、健常スポーツ同様にスポーツの本質はすべての人が人種や宗教などの垣根を越えて楽しめることが必要であり、一流選手の陰には競技レベルには至らない身体機能であったり、パラスポーツは知ってはいるが、実際に行うには至っていない人々も多くいる。
これまでボランティアとしてパラスポーツに関わり、スポーツに挑戦することができた人や、大会で表彰されるまでに至った方とともにしてきたが、今後の発展についてはボランティアだけでは難しいと思っている。
日本人は無償や無料が好きであるが、トレーナーからも無償でトレーニングを受けられるのであれば苦労はないが、ボランティアの側面で大切なのは自主性や自律性を選手自身や関わる人たちに養われているがが継続性につながる。
自分たちからやりたい、関わりたいという気持ちが出てくるから、次も参加してみようと思うのである。
国策としても障がい者の雇用が少しづつ進んでいくなかで、パラスポーツをするための交通費、会場費、そしてトレーナー料の発生は経済を回すこととなり、より多くの人たちを取り込む可能性がある。


